【腰が痛くなるゴルファーへ】スイング時の反り腰に注意!part1

ゴルフのプレー中やプレー後に腰に痛みを感じることはありませんか?

その原因はスイングフォームに隠れているかもしれません。特に気づかないうちに「反り腰」の姿勢になっているゴルファーは注意が必要です。今回は反り腰が引き起こす腰痛のしくみについてわかりやすく説明します。

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反り腰が腰痛を引き起こす理由とは?

反り腰とは骨盤が前方に傾き、腰の自然なカーブが必要以上に強調された立ち姿勢のことを指します。このような姿勢のままゴルフスイングを行うと、回転する力や打撃の衝撃が腰の部分に集中し、腰椎周辺の筋肉や関節に極端な負担がかかります

とりわけアドレス時やインパクトの瞬間、スイング終了時の体勢では、腰が不自然な角度に曲がりやすく、炎症や痛みの発生原因となります。日常的な姿勢の癖がゴルフプレー中の動作にも大きな影響を与えるため、まずは自分の立ち方や骨盤の位置を意識的に確認することが重要です。

ゴルファーに多い反り腰の原因とは?

なぜ多くのゴルファーが気づかないうちに反り腰になってしまうのでしょうか。主な原因は体の中心部分の筋力が足りないことや、毎日の長時間にわたるデスクワークによって姿勢が崩れていることです。お腹の筋肉やお尻の筋力が十分でないと骨盤が前に傾きやすく、自然と腰が過度に反った状態になってしまいます。

また、股関節の動く範囲が狭くなると、スイング動作中に上半身を反らせる代償の動きが発生しやすくなります。このような体の癖が日々積み重なることで、ゴルフスイングをするたびに腰に余計な負担がかかる状況を作り出してしまうのです。

日常生活での姿勢の悪さや運動不足が、ゴルフというスポーツでの腰痛という形で表れることが非常に多いです。

反り腰をチェックする簡単なセルフテスト

自分自身が反り腰かどうかを調べるには、壁を活用した手軽な確認方法があります。まず背中とお尻を壁にぴったりとつけて立ち、自分の手を腰と壁の間に差し込んでみましょう。もし手のひら全体がすっぽりと入るほどの大きな隙間がある場合は、反り腰である可能性が高いと考えられます。

健康的な姿勢では、手のひらがかろうじて通る程度の小さな隙間が理想的です。日々の立ち姿勢や座り方がそのままゴルフのスイングフォームに反映されるため、ゴルフをしていない時間帯でも意識的に姿勢を正すよう心がけることが、腰の痛みを防ぐ最初の一歩となります。

このセルフチェックは簡単にできますので、今すぐ壁を使って試してみてください。自分の姿勢の癖に気づくことが改善への近道です。

次回!アドレスで腰が反っている人はインパクトが変わるかも!?

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