ゴルフスイングの際に背中や肩甲骨周辺にズキッとした痛みを感じることありませんか?
この痛みは身体の使い方や筋肉のコンディションに関係しています。

1. 肩甲骨まわりの筋肉が硬くなっている
肩甲骨は私たちが想像する以上に多くの筋肉と連動しています。デスクワークやスマホの使用過多により肩が内側に巻き、肩甲骨が開いたままの状態になると、周囲の筋肉が硬直してしまいます。この状態でスイングを行うと可動域が制限され、筋肉に過度な負担がかかりやすくなります。柔軟性が低下した状態では、スムーズな動きが困難になり、わずかな動作でも痛みを感じることがあります。まずは肩甲骨の可動域を広げることを意識することが重要です。
2. 背中の筋力不足やアンバランスな筋肉の使い方
見落とされがちな原因として、背中の筋力不足や左右の筋肉バランスの偏りがあります。ゴルフスイングは一方向にひねる動作が多いため、左右の筋肉が均等に使われないことが一般的です。特に背中のインナーマッスルが弱いと、姿勢が崩れて痛みが生じやすくなります。また、筋肉が偏って発達していると、特定の部位に負担が集中し、炎症や筋肉のこわばりを引き起こしやすくなります。筋力トレーニングも重要ですが、「筋肉を正しく使えているか」という視点がとても大切です。
3. スイングフォームの乱れや無理な動作
フォームが自己流のままであったり、過度に力を入れてスイングしていると、それが積み重なって背中や肩甲骨の痛みの重要な原因となることがあります。特に初心者や長期間運動から離れていた後に再開した人によく見られるのが、勢いだけで体を回転させる癖です。この動きは肩や背中の筋肉に大きな負担をかけます。プロのように無理なく滑らかに動けるフォームを習得することで、体への負担を大幅に軽減することができます。
フォームを修正する方は多いですが、修正の前に身体を整えないとせっかくのフォームも意味がなくなります。自分では気づかない硬さや不調を見つけませんか?
次回、負担がかかるフォームとは?
ーーーーーー
整体コンディショニング セレクト
札幌市中央区南3条西6 ジャラン狸小路301
011-206-8687
ーーーーーー

コメント